投資基本

PER(株価収益率)

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PER(株価収益率)は1株当たり利益(EPS)に対し、株価が何倍まで買われているかを表した指標になります。

英語表記では「P/E」(Price Earnings Ratio)と記述されています。

・計算式
  • 株価 ÷ 1株当たり利益(EPS)
  • 時価総額 ÷ 純利益

になります。(どちらで使用しても同じ値になります。)

1株当たり利益(EPS)の算出は

純利益が1000万円、発行済み株式数が10万株の場合、1000万円 ÷ 10万株 で EPS=100円となります。

この時株価が1000円、だったらPERは「10倍」となります。この「10倍」と言うのは

・株主の側から見れば、「利益が全て配当に回された場合に何年で投資資金を回収できるか」という指標として見ることができます。

 

もう1つの見方、企業側からの視点では

・「株主からの出資をどれくらいの利回りで運用しているか」という指標の逆数:益利回りと見ることができます。

・PER=10倍の時、益利回りは  1 ÷ 10 = 0.1 → 10%の利回りになる。

この益利回りを投資判断基準に使用する場合は「イールド・スプレッド」という考え方に基づきます。

長期国債利回り(一般的には10年物国債のもの)から株式益利回りを差し引いた時に出た数字(イールド・スプレッド)が低いほど、株価は割安なので債券よりも株価を購入した方が有利であるという判断ができます。

 

PERの使い方

PERを使用する時はその銘柄だけで見るのではなくいろいろな物で比較しなければいけません。

  • PERを算出する為に有価証券報告書で確定した純利益をもとに算出される実績PER
  • 企業やアナリストが予想する来期の純利益を使用する予想PER
  • その銘柄があるセクターやビジネスモデルが近い銘柄のPERに対して値が高いのか低いのかを比較する
  • S&P500といった市場平均に対して比較する
  • 過去のPERから水準を比較する

・PERは株価がそのままの時、純利益が増えるとPERが低くなり割安感がでます。

なので企業の利益が成長することを発見できたら現時点のPERより割安に株を購入し利益を享受できるチャンスが広がります。

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