市場動向

FRB 0.25%利上げ実施 

更新日:


(NY時間)2017年12月13日にFRBが政策金利を発表し0.25%の利上げを実施しました。2017年度の利上げ回数は3回でした。

スポンサーリンク

スポンサードリンク

FOMC声明文 まとめ

・委員会は金融政策の運営姿勢の緩やかな調整により、経済活動が緩やかなペースで拡大し、労働市場の状況は力強さを維持すると引き続き予測している。

・ハリケーンの影響を調整したら、雇用の伸びは堅調で失業率は一段と低下している。家計支出は緩やかに拡大し、企業の設備投資の伸びはここ数四半期で上向いた。

・全体のインフレ率と食品やエネルギー以外のインフレ率は今年低下し2%を下回っている(PCE:前年比)。

・将来と長期的なインフレ期待の指標は総じてあまり変わっていない。

・前年同月比で見たインフレ率は短期的には引き続き2%をやや下回るが、中期的には委員会の目標である2%近辺で安定する。

・FRBの政策を決めるに当たり、目標にしている指標は「最大雇用」と「2%のインフレ率(PCE:前年比)」との比較で経済状況の実績と見通しを評価する。

・ドットチャートより2018年の予想FFレートは2.125%になります。これより2018年の利上げ回数は3~4回になります。

・減税政策を織り込んで2018年の実質GDP成長率見通しは2.1%から2.5%に上方修正された。

 

2018年のFRB政策金利の見通し

・今回任期5回目で女性初のFRB議長:ジャネット・イエレン氏が退任します。イエレン氏は2010年~2014年までFRBの副議長となり2014年からFRBの議長に就任しました。任期は2018年2月3日まで。

・2010年からの舵取りは量的緩和の縮小、ギリシャ債務問題、チャイナショック、イギリスのEU離脱など世界が不透明ですごい難しい状況だと思われる中、市場を動揺させたり成長を損なうことなく、イエレン氏が主導して落ち着き払った政策運営のおかげで、物価上昇率がFRBの目標の2%をずっと下回っているにもかかわらず、経済は再び健全化しました。(リーマンショックで経済が底をついたとはいえ)

・そのイエレン氏が懸念しているのはトランプ大統領の減税政策が連邦債務を膨らませ、次に経済が落ち込んだ際の財政政策発動能力が限られる事態になることを度々発言しています。米国の債務問題はおなじみの議論でその都度問題をおこさずクリアしてきました。またケンフィッシャーの書籍で米国の累積赤字により米国が発展してきたとのデータも示されています。また今回の減税は当初は10年間で5兆ドルだったのが1.4兆ドルになり約5分の1縮小しており素人(僕)からみたらあまり懸念することではないと思っています。が!!天才であり上記の難しい状況をこなしたイエレン氏の見解を発見できると他者を出し抜け利益を享受できるかもしれません。

米 税制改革法案

税制が連邦議会で抜本的に見直されるのは、レーガン政権下での1986年の税制改革法成立以来のことで歴史的なイベントの為、市場の注目点になっています。 広瀬孝雄さんの動画セミナーで税制改革法案のプロセスに ...

続きを見る

・次のFRB議長はジェロームパウエル氏で「フクロウ派」と言われています。フクロウは「森の賢者」と象徴されています。パウエル氏はイエレン氏にスタンスが近いといわれていますので大きな混乱は起きなさそうに思えます。

 

 

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-市場動向

Copyright© バリュー投資の館 〜銘柄・市場分析からの価値取得〜 , 2019 All Rights Reserved.