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AT&T 【T】2017年度 Form8-K

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1877年アメリカの発明家グラハムベルが作った長距離電話会社「ベル電話会社」が前進であり、今では世界最大級の総合通信企業です。

連続増配は34年、配当利回りは5.6%となっています。

Form-8Kは未監査で不完全な部分が多いのですが速報値として業績を見ていきたいと思います。

8-Kは2017年度(2018年2月1日開示)です。

 

 

セグメント

事業セグメントは4つに分かれています。主に有線・無線・固定電話サービスがあり、それを顧客レベルでセグメントに分けています。

・ビジネスソリューション:法人向け事業で売り上げの約44%を占めています。

・エンターティメントグループ:メディア事業で売り上げの約32%を占めています。

・コンシューマーモビリティ:個人向け事業で売り上げの約20%を占めています。解約率は0.89%になっています。

・インターナショナル:海外事業で売り上げの約5%になっています。

契約者数

・ビジネスソリューション:前年比11.1%増加の約9000万人

・エンターティメントグループ:

  • ビデオ接続:前年比-1.1%減少の約2500万人
  • ブロードバンド接続:前年比1.2%増加の約1430万人
  • 音声接続:前年比-11.4%減少の約1000万人

・コンシューマーモビリティ:前年比-4.3%減少の約5110万人

・インターナショナル:

  • メキシコの加入者:前年比26.1%増加の約1500万人
  • ラテンアメリカの加入者:前年比9.4%増加の約1363万人

売上・利益

・ビジネスソリューション:売上は前年比-2%、利益率は24.7%

・エンターティメントグループ:売上は前年比-1%、利益率は31.7%

・コンシューマーモビリティ:売上は前年比-5%、利益率は19.7%

・インターナショナル:売上は前年比14%、利益率は-4.3%

 

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財務諸表分析

BS:

 

・自己資本比率:約31%、流動比率:97.24%、当座比率:82.34%

・売掛債権:約37日、買掛債務:約78日と資金回収より買掛債務が長いのですぐに資金繰りに困ることは無いと思われます。

・短期・長期の借入金を借り入れており、239憶ドル増加しています。

PL:

・売上は前年比-2%、コストは近年変わっておりません。

・営業利益率は13%。

・税制改革の影響により147憶ドルの減税になっており、EPSは4.76ドルになっています。

CF:

・営業CF、投資CFは近年の値と変わっておりません。

・売上から営業キャッシュフローを24%生み出しており、支払い配当はキャッシュから約31%支払っています。キャッシュから支払っていますので無理をしていません。

 

チャート・指標分析

出所:tradingview.com

PER:7.57

ROE:10.6%

 

まとめ

AT&Tの売上と利益・利益率は一貫しております。

今後はタイムワーナー買収が成功するか?、ネット中立性が撤廃されたので利益が増えるかが注目になりそうです。

税制改革でのアピールとして従業員に対して総額2憶ドルのボーナスを支出しています。しかし、14000人の解雇も行っておりそれが世間に広まるとネット中立性問題、タイムワーナー買収による独禁法に対してなにかと文句をつけられ風当たりが強くなるのではないかと思います。

成長銘柄ではなく株価もパっとしませんが安定した業績と連続増配は34年、配当利回り:約5.6%になっており債券的な役割として保有するとよろしいかと思います。

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