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リップラー必見!! リップル社の送金・決済技術:RippleNet・xCurrent・xRapid・xViaの解説

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仮想通貨リップルを保有しているホルダーが今後とも握力が強くなる情報を解説します。

ことの発端は、以下のtwitterからでした。

twitter上で「@jeremy_87110」さんがRipple社の送金技術:「xCurrent・xRapid・xVia」について、技術的な内容を含めた解説をしてくれていました。それを「@tenitoshi」さんが翻訳(和訳)してくれました。

世界の金融機関、中央銀行までもが次々とリップル社と提携を結んでいます。リップル社の送金技術がどれほど強力なのか?今後、リップル社のシェアが拡大するのかを見通すうえで必要な知識だと思うのでリップル社の送金技術を発信したいと思います。

現在の海外送金事情

外国為替取引では、通貨の最終的な受渡しは決済日に通貨発行国で行われるため時差の分だけ受渡しにタイムラグが生じ、相手方の銀行が破綻する等により、通貨の引渡しは終えているのに交換する通貨を受け取れないという時差から生じる決済リスクがあります。

現在の海外送金は「コルレス銀行」と呼ばれていて、現地に直接窓口を置いていない銀行・金融機関の場合、他の銀行数社を経由して送金されます。

この場合、他行を経由するごとに手数料が発生し、送金完了までに2日以上かかります。また、紛失なども起こります。

現在の送金・決済インフラはインターネット時代以前のままなので大変効率が悪い状態です。

リップルが送金・決済革命を起こす4つの要素

RippleNet

現在のインフラだと外国為替(FX)市場を送金に利用して送金する場合、もし世界に100種類の通貨があったとすると通貨ペアの組合せは4,950通りになり、その全てにマーケット(市場)が必要になります。ですが、リップルのシステムによりXRP一つを介して他の通貨と交換できるようになります。

連日のようにリップル社が企業と提携を発表していますが、それは、このリップル社が繋げているRippleNetを使用(参加)するということを意味します。

また、RippleNetに参加する企業は、xCurrentかxRapidやxViaを利用することを意味します。

xCurrent

xCullentは4つのパーツで成り立っています。

4つのパーツにより銀行による即時国際送金の決済を可能にし、送金の全てのプロセスが可視化できるようになります。

そして、銀行間でリアルタイムでメッセージが可能となり、取引前の決済内容の確認や決済後の着金が簡単にやり取りできるようになるのです。

これによりxCurrentのコンセプトは、より高速な海外送金」というものです。

①メッセンジャ

これは送り手側の銀行と受け手銀行の間のピアツーピア通信を提供する。メッセンジャは、KYC(顧客情報)・為替レート・支払いの詳細等、異なった情報の提供を請負う。

 

②ILPレッジャー

銀行の既存の台帳(レッジャ)へと組み込むためのサブレッジャのことである。これは取引参加者の間で与信、負債、流動性を追跡するのに利用される。資金はアトミカル(解剖学的)に決済される。どういう意味かというと、決済が実行される場合は完全な形で実行され、逆に実行されない場合は全くされない。つまり、資金が移動の途中で止まってしまうといった中途半端な形で終了することはないことを意味する。

③バリデータ

これは支払の成功・失敗を暗号論的に確認するためのものである。これは取引参加者にとって「信頼できる唯一の情報源」であることを意味する。銀行は自前のバリデータを走らせることも可能だし、サードパーティー(外部機関)のバリデータに頼ることも可能。その場合BFT(ビザンチン・フォールトトレラント)アルゴリズムが利用される。 バリデータは後述するILPレッジャの間で資金を移動させる時の調整役としても機能する。

④FXティッカー

これは取引参加者間の為替レートを決めるために利用される。このパーツは、(取引所等の)流動性提供者が為替レートを提示できるようにして、ILPレッジャ間の両替を容易にするためにある。

xCurrentはxRapidと独立のものである。銀行はxCurrentを使うだけであり、試験的だろうとなんだろうとxRapidを将来にわたって使う必要はない。

銀行は(xCurrentがあれば)例えばブリッジ送金のような更なる低コストの良いサービスを常に利用できる。

xCurrentは国内送金にも利用するケースもあり

実は、リップルのチームはxCurrentを国内送金にも利用できるようにするケースがある。(SBIホールディングス株式会社主導の日本の内外為替一元化コンソーシアムのこと。)

その理由は、日本の国内送金(ペイメント)が実際に決済(セトルメント)まで至るまでに大変時間がかかるからである。

それと同時にメキシコではxCurrentの元々の役割を示す良い例となる実施がなされた。(Cuallix)

xCurrentを利用する場合、取引参加者のうち少なくとも1つの機関は上述した4つのパーツ全てを利用できる状態にしておく必要がある(メッセンジャ・バリデータ・ILPレッジャ・FXティッカー)。

そうすればもう1つの機関はメッセンジャとILPレッジャの2つだけ利用できればよい。

 

xCurrentが使える例外①:サードパーティー(第三者機関)が4つの要素を全て揃える場合

1つ目は送り手の銀行に代わってサードパーティー(第三者機関)がこの一連のパーツを全て揃える、というケースです。

この場合、送金業者はILPレッジャとメッセンジャだけ利用できるようにしておきます。

そうすれば、受け手の銀行は何1つ用意する必要がなく利用できるのです。

xCurrentが使える例外②:受け手銀行と送り手銀行が相互与信枠を設定し4つの要素を用意した場合

2つ目の異なるケースは、送り手の銀行と受け手の銀行が相互に与信枠を設定し、全ての要素(メッセンジャ・バリデータ・ILPレッジャ・FXティッカーの4つ)を用意した場合にもxCurrentが使えます。

さらに、サードパーティー(第三者)が流動性を提供するという条件においては、その流動性提供者がFXティッカーとバリデータの2つを使用し、受け手側の銀行・送り手側の銀行がILPレッジャとメッセンジャを使用する、というケースもあります。

例外③:2018年Q1に計画されているもの

そして次が最後のケースなのですが、これは2018年Q1に計画されているものです。

このケースではコルレス銀行がILPレッジャとメッセンジャを走らせる中で、送り手銀行と受け手銀行が全ての要素(メッセンジャ・バリデータ・ILPレッジャ・FXティッカーの4つ)を走らせる場合です。

xRapid

xRapidは、xCurrentを使用する銀行や流動性コストを最小限にしたい送金業者に対しもっと低コストで送金をすることができるためのソリューションです。

そして、xRapidを利用した際に使われるブリッジ通貨として力を発揮するのがXRPです。

xRapidはXRPを利用することを計画されて設計されていて、XRPを今までより大きな流動性を銀行に提供するためのものです。

xRapidとxCurrentのおかげで、送金する2つの銀行の間に入って中継する銀行はXRPをウォレットに入れて送金に使えるようになります。

従来、中継銀行はノストロ/ポスト口口座を大量に保有しなければならなりませんでした。

このノストロ/ポスト口口座に保存された資金はいわゆる休眠中の資本です。

つまり、

必要になった時はいつでも使えるけど、それ以外の時は使われずにただ置かれているだけになります。

加えて金融機関には保有外貨の為替変動をヘッジするために維持費がかかってくるのです。

ブリッジ通貨としてのXRP

もしここであなたが銀行だとして、全部で8行ある銀行を考えてみましょう。

支払いのために1つの銀行が7つの相手の銀行に持つ口座の数は7つありますよね。

これが8行あるので組合せを考えると28個の口座が必要になることが分かります。

この数字はn個の銀行の組合せn*(n-1)/2の式で求められます。

ここで、もしあなたがXRPを使っていたとすれば、口座の数は1個で良くなる。

デジタル資産としてのXRPは、全ての法定通貨間のブリッジ資産として利用されることが想定されています。

その手数料は固定であり2つの法定通貨間を直接両替する場合よりもずっと安くなります。

銀行にかかってくるコストはXRPの価格変動(ポラタリティ)をヘッジするコストになってきます。

なぜならXRPは現時点では価格変動が大きいからです。

xCurrentとxRapidを使うと、金融機関は最大42%コストダウンできる。

そしてさらに、XRPのポラタリティが小さくなれば60%コストダウンが可能になります。

xRapidの将来の改良点としては経路探索アルゴリズムの追加だろうと思われます。

私見だが、それはダイクストラ・アルゴリズムをベースにしたOSPF(OpenShortestPathFirst)に似た物になるのではないか(by:てにったー)。

xVia

最後の製品xViaについて。

私の理解では、RippleNetへの玄関のような物を提供することが想定される。これを使えばxCurrentやxRapidをインストールすることなくネットワークが持つ機能を全て利用できる。

xViaのメリット

①支払いの追跡:

非伝統的なネットワークであっても、支払いの追跡や送金の確認で支払いを処理することができる。

②資本の効率化:

好きなタイミングでリアルタイミングでグローバル的な支払いが可能になるため、外貨で眠っている資金を効率的に解放することができます。

③リッチデータ転送:

支払い時のデータを請求書と合わせて送金することが可能になったため、送金や支払いのための調整プロセスを大幅に改善する。

まとめ

リップル社のRippleNetは世界中の送金・決済システムをつなげる役割になっています。そのRippleNet内で送金・決済を行う為のツールが

  • xCurrent
  • xRapid
  • xVia

になります。

そして、RippleNet内のブリッジ通貨「XRP」によってネットワーク内での両替がXRP1つで自由に交換できます。

また、XRPの性能は毎秒1500回のトランザクションを行え、送金完了は約3秒で終えることができます。

このリップル社の強力なシステムが今後のデファクトスタンダードになると思われます。

ご参考になれば幸いです。

 

リップル取り扱いおすすめ口座は「bitbank」になります。

 

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