リップル

リップルとは?【XRP】

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リップルとは

リップル(Ripple)とは、Ripple Inc. によって開発が行われている分散型台帳技術を利用した即時グロス決済システム、 外国為替・送金ネットワークです。

リップルネットワーク内のネイティブな通貨「XRP」仮想通貨リップルと呼んでいます。特徴として送金速度が早く、他通貨で問題となっているスケーラビリティ問題(送金詰まりや遅延)も非常に発生しにくい為、通貨と通貨の橋渡しとなるブリッジ通貨を目指しています。

リップル(Ripple)の開発は、2004年にカナダのウェブ開発者であるライアン・フッガーにより開始されました。 後にビットコイン技術を応用して アーサー・ブリット、デイビッド・シュワルツ等によって開発されたコンセンサス・レジャーが統合されました。コンセンサス・レジャーとリップル(XRP)でリップル・トランザクション・プロトコル(RTXP)として開発が継続されてます。

XRPはビットコインと同様に分散型台帳技術を利用するが、二重支払いの検知を「プルーフ・オブ・ワーク・システム(Pow)」ではなく、独自に開発されたコンセンサス・システムによって行う。これによりビットコインの致命的な弱点であるスケーラビリティや消費電力といった問題を克服し、ビットコインでは平均10分程度(ブロック生成時間)かかっていた決済をXRPでは約3秒で行うことができる。

2015年には、リップル社CTOのステファン・トーマス等がブロックチェーンなどの異なる台帳同士を接続するためのプロトコルであるインターレジャー・プロトコル(ILP)を開発し、ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム(W3C)によって標準化のための作業が行われています。このインターレジャー・プロトコルは、Ripple から派生した決済プロトコルで、2017年3月に Ripple Consensus Ledger に統合されました。これに伴い、Ripple Consensus Ledger は 「XRP Ledger」 に改名されました。また、米国FRBが主導する Faster Payments Task Force では、Ripple は米国の次世代決済システムの有力な候補として取り上げられており、リップル社のライアン・ザゴーンは同委員会の運営委員を務めています。

 

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XRPの特徴

XRP:

XRPはリップル・ネットワーク内にのみ存在する生来の電子的な資産である。1000億XRPがリップル・レジャー内にプログラムされており、リップル・プロトコルのルールでそれ以上は発行されることがありません。(ビットコインは2100万BTC)

リップル内の他の全ての通貨は残高として存在しており、これはゲートウェイの負債であることを意味する。これによりXRPは負債ではなく資産であるため、ユーザーは第三者のカウンターパーティーリスクを負うことを承諾することなく、USD残高を送金する代わりにXRPで価値の交換を行うことができます。

ブリッジ通貨としてのXRP:

ネットワーク内での両替において、XRPは他の通貨と自由に交換することができます。他の通貨と異なるのは、XRPによる取引は銀行口座を必要とせず、サービス手数料もかからないという点である。取引先のリスクもなく、運用コストが増えることもありません。

リップルの設計の焦点は、代替通貨としてのXRPに重点を置くことではなく、両替と分散型即時グロス決済が焦点になります。

外国為替(FX)市場を送金に利用して送金する場合、もし世界に100種類の通貨があったとすると通貨ペアの組合せは4,950通りになり、その全てにマーケット(市場)が必要になります。ですが、リップルのシステムによりXRP一つを介して他の通貨と交換できるようになります。

また、XRPの性能は毎秒1500回のトランザクションを行え、送金完了は約3秒で終えることができます。

(図の出所:http://gtgox.com)

スパム対策としてのXRP:

リップル・ネットワークにアクセスするには、微小な額ながらもいくらかのXRPが必要となります。これらはトランザクションに対する手数料と永続性を維持するための担保として利用されます。

リップルは送金(XRP Ledgerにアクセス)するたびに0.000001XRPずつ消滅していきます。(この最小単位を1dropといいます。)またリップルアカウント(リップルの入金用などのアドレス)を作ると20XRPが必要です。この必要というのはXRPが消滅することを意味しています。

上記によりハッカー等が大量にスパムを送りリップルを攻撃するということは、XRP Ledgerにアクセスし攻撃した側が1dropのコストを支払っています。攻撃し続けるとXRPが減り単価が高くなり、ますますコストを支払わなければいけません(需要と供給)。この設計により安全と信頼を保っています。

通常とおりに使えばほぼ無料に近い額なので一般利用者には負担はありません。

現在の海外送金事情

コルレス銀行

外国為替(国際間の取引)では日本銀行のような中央銀行がありません。そのため、銀行は海外の銀行との間で口座(コルレス口座)を開設しあい、その口座で資金を振り替えることによって決済を行います。

CLS銀行

外国為替決済において中央銀行のような役割を果たし、各国中央銀行に口座を持つCLS決済のための銀行です。CLSは、Continuous Linked Settlement(多通貨同時決済)の略です。

外国為替取引では、通貨の最終的な受渡しは決済日に通貨発行国で行われるため時差の分だけ受渡しにタイムラグが生じ、相手方の銀行が破綻する等により、通貨の引渡しは終えているのに交換する通貨を受け取れないという時差から生じる決済リスクがあります。

このリスクを回避するために、世界的に他通貨を同時に決済するためのCLS決済という仕組みが作られました。

現在の海外送金事情

現在の海外送金は「コルレス銀行」と呼ばれていて、現地に直接窓口を置いていない銀行・金融機関の場合、他の銀行数社を経由して送金されます。

この場合、他行を経由するごとに手数料が発生し、送金完了までに2日以上かかります。また、紛失なども起こり大変効率が悪い状況となっています。

 

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金融機関の動き

国内では、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行を含む大手金融機関が2016年から続々と Ripple の採用を表明し、金融機関向けエンタープライズ製品への Ripple の統合が進められています。

海外でも、日本ータイ、米国ーメキシコ、シンガポールーインド、インドーアラブ首長国連邦の間で金融機関による Ripple を利用した国際送金が開始されています。また、クレジットカード大手のアメリカン・エキスプレスも、米国ー英国間で Ripple を利用した事業者向け国際送金サービスを開始することを発表しました。

まとめ

現状の海外送金には金融機関が仲介し、そのたびにコストが発生しています。また、送金完了には2日以上かかる場合もあります。リップルは毎秒1500のトランザクションをこなすことができ、送金の速さは約3秒で完了することができます。その利便性が注目され大手から中小の金融機関、さらにはサウジアラビア中央銀行といった国の中心までもが利用提携しました。今後とも普及の拡大は申し分ないでしょう。

リップルの将来性に関しては、「現在、世界中で155兆米ドル以上の国際送金が行われています。」とリップル社のHPで記述されています。その記述をもとに想定すると、

全ての送金にXRPが使われることは無いとして、仮にその10%のボリュームをXRPが代用したとします(初期値:1XRP=1ドル=100円と仮定する)。

155兆ドル*10%=1.55兆ドル

XRPの発行数は1,000億XRP(1000憶ドル) → XRPの数が足りません。なので単純に1XRP=155ドル(1万5500円)にならないと足らないことになります。

現状はXRPの数が少なく流動性の問題があり、リップル社でも流動性の課題を最優先に取り組んでいます。

それでも現在の送金インフラはコストや欠陥がある為、今後リップルネットワークが普及する可能性は高く更に価値も上がる可能性も高いのではないでしょうか?。

リップル取り扱いおすすめ口座は「bitbank」になります。

 

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