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NO.1 垂直統合モデル

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バリューチェーンのすべてのプロセスを自社内に取り込むビジネスモデルを「垂直統合」と言います。

垂直統合で大きな成功を収めた企業がアメリカの自動車メーカー、フォードモータがあります。

小型大衆車生産を重点に置いたフォード社は1906年に「フォード・モデルN」型の自動車を販売した。モデルN型はコストダウンが図られた為に当時販売されていた他の自動車の半値の値段で販売された。

モデルN型は一般大衆にも手が届く値段であり性能が良かった為、生産が需要に追い付かなかった。その為フォードは生産性の根本的な向上を図るためモデルNを参考にしつつ、性能性向上と大量生産に適合した新型車「モデルT」を開発しました。

モデルT型の販売の過程でもコストダウンと大量生産を追及する為以下の事を行った。

①.原料を取るための採石場、森林を買収。

②.原料を運ぶ運搬業、原料を加工する製鉄所やガラス・ゴム工場の設置。

③.製品を大量に生産する為の部品規格を統一し、品質の安定化、未熟練者でも作業がこなせるよう工程の細分化とベルトコンベアによる流れ作業。

④.さらに販売ではマクドナルドのレイ・クロックが手本にしたフランチャイズ方式でフォード専売店を全米に広げた。

⑤.修理などのアフターサービスも行い、バリューチェーンのすべてを取り込んだ。

これが垂直統合モデルになっています。

メリットとしては各工程の効率化、品質の安定化、中間業者がいない為コスト削減ができる。

デメリットとしては資産が大きいため、ニーズの変化に対応しずらく、ニーズが変わったら製品の在庫がたまってしまう。

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