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NO.5 プラットフォーム戦略モデル

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プラットフォーム戦略モデルとは関連する情報やサービス・商品を展開する「」を提供し、売り手と買い手、その他のプレーヤーをつなげるビジネスモデルです。

従来からあるビジネスとしては卸売市場やショッピングセンターがテナント用に場所を提供しています。また、ゲーム機本体やマイクロソフトのOS「Windows」。近年では情報技術が発達し、ネットショッピング、Appleが提供している「AppStore」や「ITunes」、グーグルの「youTube」などがあります。

プラットフォームのは「場を提供するビジネスモデル」と一言でいっていますが、その「場」の提供の仕方、儲ける仕組みはいろいろあります。プラットフォームの事例をいくつか紹介したいと思います。

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マイクロソフト

IBMがパソコン市場に参入する時にIBMのパソコンに搭載するパソコンを動かす基盤となるOS(DOS、Windows)とコンピューター言語を開発した。IBMのシェア獲得成功とマイクロソフトのプログラミングの仕様書公開により多くの企業や個人は、マイクロソフトのOSという環境に合わせて数多くのアプリケーションを開発しました。それによりエンドユーザーはアプリケーションの機能を利用するためにマイクロソフトのOSを導入せざるをえません。マイクロソフト社はIBMだけではなくその他のパソコンメーカーともライセンス契約しOSのシェアを拡大していきました。

楽天

アマゾンやヤフー等も行っているWeb上で商品を出品したい数々の小売店に場を提供し、出店店舗からの出店料や売上などに応じた手数料を利益としています。

また、楽天はポイントやクレジットカードサービス・金融商品等、独自のサービスを提供し顧客の囲いこみをおこなっています。既存のホームページ上で告知ができるだけでなく、サービスの会員に結びつけて営業も行えます。

アップル

iPhoneでスマホビジネスに乗り込んだ際に持ち込んだのが、AppStoreの課金ビジネスです。アプリを開発する企業や個人はAppStoreでアプリを配信するためには「IOSデベロッパープログラム」に登録料金を支払わなければならない。 また、アプリが購入されればその収益はアップルにも分配されます。ITunesでも曲を配信する場を提供し、登録料と売上手数料を獲得しています。

アップルはマイクロソフトやグーグルとは違い、MacOSを搭載するのはMacだけであり、iOSを搭載するのはiPhoneやiPadといった自社製品に限られています。また、アプリを配信するにはアップルの厳正な審査を通過しなければAppStoreで配信できなく、流通や販売経路に関しても徹底的に管理されています。それらによりアップルの戦略は「クロースド戦略」といわれています。

グーグル

グーグルはアップルとは対照的に「オープン戦略」をとっています。モバイル端末のOSではアンドロイドをだれでも利用できるようにオープンソースで配布したり、youtubeを無料で配信・閲覧できるようにしています。OSやyoutubeを無料で利用できるようにしシェアを獲得、企業には広告を表示する場所を提供して手数料を獲得しています。

メリット

・複数の企業またはジャンルが違う企業を一つの場で紹介できる。また、複数のジャンルのユーザーも呼び込める。

・ユーザーのシェアが拡大するとユーザーがユーザーを引き寄せるネットワーク効果が期待できる。

・一つの場所を提供するだけで複数の企業から手数料を受け取れる。

・場所を利用するうえでのルールの主導権を握れる。

デメリット

・同種のプラットフォームが複数存在すると、規模が1位のプラットフォームでないと生き残ることが難しい極端なビジネスモデルです。

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